生きる知恵（「人生」という名の舞台）

人生の半分は謎であり、もう半分は謎解きである。

デザートから食べるとしたら、 食べることの意味は変わってくるだろう。

「こうすると、こうなるはずだ」を仮説という。 「こうしたら、こうなった」を経験という。 「こうしたら、こうなるのだ」を教訓という。 「こうしたいときには、こうすればよい」を知恵という。

首をかしげながら前に進もうとすれば、必ずよろける。 視線の方向と爪先の方向が違えば、必ず転ぶ。 そして、視線は興味のある方向にしか向かない。 したがって、爪先の方向に無理やり視線を合わせるより、 視線の向いている方向に爪先を合わせる方が安全な生き方なのだ。

経験を無駄にする人間はいても、人生に無駄な経験などない。

人は、自分をいかに環境に適合させようかと躍起になる。 しかし、問題は環境をいかに自分に適合させるかである。

本当のドラマは仮面劇が終わった後に始まる。

人は、歳をとると可能性の幅がだんだん狭くなると思いがちだが、 人生の選択の幅が狭くなるということと、 人生の的が絞られるということはまったく別である。

物事は正しい順番でしか起こらない。 どのような順番でか。あなたが受け入れる準備のできている順番でだ。

人生を成功に導くのは「流しそうめんの箸さばき」である。

「原因」とは「正体」の一部である。

渦中にある者は、自分が回っていることに気づかない。

蚤は眠りについたライオンを起こすことなく血を吸うことができる。