心(光と影)




21世紀には避けて通れない道。

20世紀には、わからないからとか、専門外だからと言って

人任せにしてきたが、21世紀には誰もが避けて通れない道。

それは、あらゆる人間が人(特に自分)の心と関わることである。






血は夜に相続され、昼に管理される。

昼に管理された血によって夜を語る人間は、昼の闇を照らし出す。






怖れとは、自分に向けられた怒りにほかならない。

怖れを感じたら、自分が何に対して怒っているのかを考えよ。






成長とは、およそ人間が感じ得るありとあらゆる感情を

充分に味わい尽くすことである。

充分に味わうことのなかった感情は抑圧され、抑圧は成長を防げる。




世の中に認められない理由は、

特定の人間に認められようとするところにある。






自立できないでいる人間がいるとしたら、

それはその人の周りに

「この人は、人の手を借りなければ生きられない」

と思い込んでいる人間がいるからにほかならない。






光に背を向けたときにしか、自分の影を見ることはできない。